雁字搦め
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いつもと違う違和感…
その違和感に気が付くのに何秒も掛からなかった……
意識が戻ると、見た事の無い狭い部屋の中に志穂はいた……
周りの光景、そして、自身の姿に言葉を失った……。
部屋中に張り巡らされた縄、志穂自身も裸で椅子に固定されたまま縄で身動きが取れなくなっていた……
「何、何なのーこれー!??」
ようやく声を出す事が出来た志穂は恐怖で混乱寸前になっていた…。
「志穂、目が覚めたの?」
…と、下の方から聞き慣れた声が聞こえたので志穂が首を下げて見下ろすと、友人の杏が志穂の股の間に顔が来るように裸で縄で固定されていた…。
「杏、杏なの?…ここはどこ?私達、どうして…?」
「分からないよ…私も気が付いたらこんな状態で…」
訳の分からない状況…
いつも通り杏と何気ない会話をしながら帰宅途中で別れて、いつも通り家族と夕飯を食べて、また明日と布団に入って眠ったはずなのに…
「……何とかしてこの縄を解かなくちゃ…」
ここを何とかして出なくちゃ…じゃないと…志穂は縄を解こうと後ろ手を必死に動かした。
「志穂、もういいよ……私達じゃどうしようも出来ないよ…きっと誰かが助けに来て…」
「だ、だめだよ杏、もし私達にこんな事をした奴が戻ってきたら…」
この異常な光景から逃げる為に志穂は必死で縄抜けを試みた……
……………………………………………………
「はぁ……はぁ……」
………あれからどれだけの時間が経過したのだろうか?
志穂は完全に力尽き、縄抜けを諦めていた……。
「大丈夫、志穂?」
「私は平気、杏も大丈夫?」
「大丈夫だよ、私は…」
……ボーン、ボーン、ボーン………
…と、その時、突然横に置いてあった大きな柱時計が12時を差したのを知らせる音が部屋中に響き始めた…
そして、その音の合図と共に、部屋中に張り巡らされた縄がゆっくりと動き始めた…
何、何なの…?
志穂は得体の知れない恐怖に言葉を失いかけていた…
「あっ!?…あっあっ……」
…と、突然杏の悲鳴にも似た声を出した。
「どうしたの杏?大丈夫?」
「あっ…あっ…急に股に食い込んだ縄が動いて…あっ!?」
志穂が周りを見渡すと、杏の股に食い込ませた縄がゆっくりと動いているのが映った…
「しっかりして、杏…」
「私は大丈夫、だよ…んっ!?…大丈夫…あっ…」
とても苦しそうな杏の表情に志穂は助けたかったが…志穂自身も縄で固定されてたのでその状況を見守る事しか……
「志穂………ごめんね…私…もう……」
杏はそう言って………
「え?…杏?何するの?やめて、そんなとこ、舌で舐めちゃ…」
杏は舌を使って志穂の恥ずかしい部分を舐め始めた…。
「志穂、ごめんね…志穂…私、もう我慢出来ないよ…」
「あっ!?…杏、やめて…そんな…んっ!?…」
杏の股に食い込ませてる縄が杏をおかしくしてるみたいだった…まるで最初からそうなるように仕込んでいたかのように……。
「あっ…あん…もうやめて杏…おしっこが漏れちゃう…」
「いいよ志穂、私におしっこかけても…私、もう…」
「杏………」
杏の行為に志穂は段々と力が抜けてゆくようだった…
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「ああ………あっ……」
完全に力を失って、志穂は杏の顔に目掛けておしっこを放った…。
「ん……志穂のおしっこ………あったかいよ、とっても・・・」
そして杏も一緒に放尿していた……目をトローンとさせた状態で……
「んふ、志穂のおしっこ…おいしい…んっ…んっ…」
杏は志穂が出したおしっこを舐めながら再び、志穂の恥ずかしい部分を舌で舐め始めた…
「あっ……あっ…杏……はん……」
頭がボー…っとして何も考えられないよ…
これが夢だったら…早く覚めて…………
志穂は力なく涙目で心から哀願した………………。